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​グループゆうの歩み

ミスティ階段
はじまりは平成7年。
生協の地域活動で出会った女性12人が〝自分たちが高齢になった時に自分で住まいの選択をしたい〟という想いと〝家庭での介護はいつも女性が担っている〟ことに疑問を持ったことをきっかけに、介護の社会化を目指す任意団体として配食サービスを始めました。
そして、配食のお弁当配達を通じて高齢者の在宅生活の困りごとを見聞きし、地域の住民同士が会員になって助け合う、互助で助け合い事業を開始。

そこで出会った障がい児のご家族。 「私が美容院に行く時でも子どもを見ていてもらえるんですか?」というお問い合わせがあり、初めて障がい児のご家族の現状を知り、子育て中の母親とシニア男女が支援者となって、仙台市で初めて送迎のある障がい児の放課後の居場所ピーターパンを作りました。
配食サービスやピーターパンのご家族との出会いはその後、在宅を幅広く支援できるホームヘルプの開始に繋がりました。

平成12年にNPO法人を取得。
この間、平成9年に介護保険法、平成10年にNPO法が施行され、公益サービスへの市民参加を後押ししてくれました。

その後、職員がアーチルの余暇活動企画にボランティアで参加し、初めて成人期の発達障がいの方々に出会って現状を知り、当時まだ制度支援に加えられていなかった自閉症スペクトラム症の成人の居場所ほっとスペース歩゜歩゜を作りました。
そこから就労支援のワークスペース歩゜歩゜が生まれます。 成人期の方々との出会いは、成長過程での様々な理不尽や今も二次障害に苦しむ現状を知ることになり、幼年期からの一貫した生涯支援の必要性を痛感し、計画相談事業や児童発達支援事業に手を挙げました。

立ち上げから30年の経過の中で、ようやく幼児期から高齢期までの成長過程に伴走できるサービスを開き、生涯支援の入り口に立っています。  私たちは障がい特性の理解を社会に広げる役割を果たすために研鑽に努め、出会った方々の“困った”や“あったらいいな”の声に向き合い、人権を一番に考える一貫した自立を支援する事業とその推進のためのネットワークを広げ、誰もが住み慣れた地域で安心して自分らしく生き続けることのできる地域社会の実現を目指していきます。

​法人沿革

1980年  生協の食生活グループ活動実施
1995年  任意団体グループゆう設立 配食サービス開始
1998年  配食サービスを週4回に拡大
1998年  助け合い開始
     地域フォーラム「障がい児・者とその家族の在宅福祉を考える」開催
​1999年  仙台市障害児放課後ケア支援事業「ピーターパン」開始
2000年  NPO法人格取得
     サロン活動開始
     地域フォーラム「障がい児・者とその家族を地域でどう支えていくか」開催
2001年  レスパイト事業開始
     配食サービスを週12回に拡大
2002年  配食サービスが仙台市委託事業となる
     介護保険事業(ホームヘルプ)開始
     支援費事業(ホームヘルプ・外出支援)開始
2004年  精神障害者ホームヘルプ開始
​2005年  支援費事業(児童デイサービス)開始
2006年  仙台市地域活動推進センター「ほっとスペース歩゜歩゜」開始
     地域の福祉拠点「キッチン歩゜歩゜」開所
2008年  就労移行支援事業所「ワークスペース歩゜歩゜」開始
2011年  仙台市指定管理 母子通園施設「仙台市サンホーム」開始
     就労継続支援B型「キッチン歩゜歩゜」開始
2014年  計画相談支援事業「トータルサポートセンターゆう」開始
     認定NPO法人となる
​2016年  ワークスペース歩゜歩゜で自立訓練(生活訓練)事業開始
 
     
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